海外旅行の楽しみである買い物は帰国の際に注意が必要

海外旅行の楽しみである買い物は帰国の際に注意が必要

初めての海外旅行で、買い物を楽しみにしている人も多いでしょう。

普段目にすることがない食べ物や化粧品など、この機会にたくさん買い込んでおこうと思う人は少なくありません。

しかしせっかく現地で購入したのに、実は国内に持ち帰ることができないものだったということにならないよう、知っておいたほうがいいことを紹介していきます。

絶対に持ち込みが禁止されているもの

海外で手に入れることができても、絶対に国内に持ち込むことができない品があります。

コカインや覚せい剤といった麻薬、拳銃等及び銃砲弾、偽札や偽造証券はだれが考えても持ち込みが禁止されているものとして認識されているでしょう。

その他にも、ブランド物の模造品も持ち込み禁止となっているものです。

海外では安価にブランドバッグやブランド小物の模造品を手にすることができます。

友人たちのお土産にとたくさん買い込んでいる人もいますが、これらは知的所有権を侵すものとして没収されてしまいます。

また、風俗を乱すような本も対象です。本だけでなく、彫刻や図画のなかにも持ち込み禁止となるものがあります。

気軽に買ったお土産が持ち込めないこともある

海外旅行でお土産として人気があるハムやソーセージも、実は規制の対象となっています。

肉の加工品をお土産に買うことも多いのですが、肉や野菜といったものは動植物検疫所で動植物検疫を受けなければなりません。

「検査証明書」つきで販売されているものは、証明書と一緒に帰国時に検疫所で提出しますが、検査証明書がない場合は国内への持ち込みができないのです。

ヨーロッパでは肉加工品を市場で多く見ることができますが、一般市場で販売されているものはほとんど検査証明書がついていません。

空港内で販売されているものなら証明書があるので、ハムやソーセージを購入する場合は空港内の方が安心です。

海外に行くときに、医薬品や化粧品を頼まれるということがあるかもしれません。

これらにも規制があり、内服薬は1人あたり2か月以内の分量、外用薬や化粧品は24個以内と制限されているため、それ以上の数にならないように気を付けましょう。

免税の手続きについて

海外と日本では税率が異なります。

また品物を購入した際にかかる消費税などは旅行者には免税になる場合が多いですが、旅行者が帰国した際は関税や消費税がかかります。

ただこれには免税枠があり、それ以内なら税金を払う必要がありません。

例えば、紙巻たばこは200本・葉巻たばこは50本、酒類(1本760ml)は3本まで、香水は2オンス(約56ml)以内であれば課税の対象とはならないのです。

また、合計額が20万円を超える場合は超えた分が課税対象となりますが、1個で20万円を超えている商品に関しては全額課税対象となります。

ほかにも、1品目ごとの合計額が1万円以下のものは、原則として免税です。

例としては市価1,000円のお菓子を合計9個までなら免税となります。

これらの申告は、帰国の機内で配られる税関申告書に記入して行います。

もし帰国の荷物とは別に現地から送った別送品がある場合、税関申告書は2通必要です。

この申告書には、具体的な数量や日本円に換算した価格を記入する必要があるため、自分が購入したものはどこかにメモしておくと便利です。

もし自分の購入した物品が免税範囲内の場合は、非課税者用の帰国の際はカウンターに並ぶこととなります。

免税額を超えている場合は課税者用のカウンターに並びます。

パスポート提示と一緒に税関申告書を提出しますが、もしカバンの中を開けるように指示をされたらそれに従うようにしましょう。

海外旅行は帰国時にも注意が必要なので最後まで気を抜かない

海外旅行の帰国の途に就くときは、寂しいようなほっとするような気持ちになるかもしれません。

しかし購入したお土産の中に、国内持ち込み禁止の品があると空港で没収されてしまいます。

また、免税対象の範囲を超えてお土産を購入してしまうと、帰国したときに課税対象となってその場で税金を支払うことになります。

どのようなものが対象となっているのか理解しておくことが大切です。