【卒業旅行】海外に行っても大丈夫?新型コロナウイルスを徹底調査!

海外卒業旅行コロナ
桜の蕾もほころび始め、春の足音を感じる今日この頃…卒業旅行や長期休暇に、海外旅行をお考えの方も多いかと思われます。

ですが、噂の「新型コロナウイルス」の事も気になるのではないでしょうか?
今 世間で騒がれてるコロナって具体的になんなの?と思っている方も多いかもしれません。

今日は、そんな皆さんに旅行の前に知っておきたい「新型コロナウイルス」についてお話させて頂きます。

そもそも新型コロナウイルスってなんなの?

世界的な社会不安を引き起こしている 新型コロナウイルスですが、実際にどういったものなのでしょうか?

・世界各国の被害は?
・過去にも事例はあるのでしょうか?

そして、新型コロナウイルスの正しい予防とは?
まずは新型コロナウイルスについて、調べた内容をご紹介致します。

筆者はあまり新型コロナウイルスについて知らなかったので驚きの情報ばかりでした!

新型コロナウイルスとは

まず、コロナウイルスって具体的になんなの?と思われる方も居るかもしれません。

実は、ただのコロナウイルスには、ほとんどの方が既に罹った事がある事をご存知でしょうか?

コロナウイルスというのは、風邪の諸症状を引き起こすウイルスです。

ほとんどの人が6歳になる前に、自覚する事無く罹っているいわゆる普通の風邪のウイルスなのです。

人間に感染するコロナウイルスは今までに6種発見されており、7番目のコロナウイルスが今回の新型コロナウイルスです。

言われてみれば、新型コロナウイルスの症状は風邪の症状とよく似ていますね。

では、なぜ新型コロナウイルスはこんなにも騒がれているのでしょうか?

新型コロナウイルスが騒がれる理由は3つあります。

新型コロナ簡易説明20_03_05

新型コロナウイルスの懸念点

  • 症状が長引きやすい
  • 人への感染が発見されていないウイルスで、まだ専用の特効薬がない
  • ウイルスは変化するので、この先症状が変化する可能性がゼロではない


世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は3日の記者会見で、新型コロナウイルスの特徴について、中国で得たデータを踏まえ、季節性インフルエンザと比べて伝染力は高くないとの見解を明らかにした。一方で重症化する患者はより多く、致死率は3・4%とインフルエンザより高いとも指摘した。
【新型コロナ「インフルほど伝染力高くない」 WHO見解:朝日新聞デジタル】

では、具体的にその症状とはどういったものなのでしょうか?

新型コロナウイルスの症状

新型コロナウイルスの症状は、初期症状では喉の軽い違和感・微熱・体の倦怠感で、普通の風邪の症状と見分けがつきません。

その後、熱が38度ほどにあがり、咳と痰の症状が出始め、それらの症状が数日経っても回復しないと、肺炎になり重篤化します。

くしゃみや鼻水の症状はほとんど見られません。

ウイルスと体内の免疫細胞が戦う時に熱があがるので、子供や健康な大人の方は基本的に重篤化するケースは少なく、対症療法で収まる場合が殆どです。
新型コロナウイルスvs人類

肺炎の仕組み
肺炎は、肺の細胞にウイルスが入り込み組織を炎症させるので、そのウイルスを倒す為に体が熱を上げる必要があります。

しかし高齢者や糖尿病などを患っている方は体温をあげる体力がなかったり血中の免疫に関わる細胞の機能が低下しているウイルスへの抵抗力が弱く重篤化してしまうのです。

症状が重くなってしまった人も入院後、多くの人が回復しています。

新型コロナウイルスが、普通の風邪より症状が長引きやすいウイルスだとイメージして頂けたでしょうか?

高齢者や糖尿病の患者さんが重篤化しやすい理由は、症状が長引いて肺炎になりやすいからなんですね。

過去の事例と予測

既に存在していたウイルスならば、過去にも似た様な症例は出ていないのでしょうか?

SARSとMERSと新型コロナウイルス

皆さんは2003年頃に流行した「SARSとMERS」を覚えていますか?

「聞いたことある」という方もいるかもしれません。

【新型コロナ、インフルやエボラと比べた危険度は | ナショナルジオグラフィック日本版サイト】から引用

※2020/03/04現在 感染者は9万人と言われています

サーズの正式名称は【重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)】
マーズの正式名称は【中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)】

どちらもコロナウイルスの一種で野生動物に感染したウイルスが人間に感染した時に、風邪の症状が重症化しやすいウイルスになります。

「SARSとMERSもコロナなの!?ますます危険なのでは?」と不安になる方も居るかもしれません。

しかしながら、SARSもMERSも「高熱が出て、咳が出て、全身が怠くなる」という症状で、基本的に健康な人は10日ほどの対症療法で収束しています。

ただし、高齢者・妊婦さん・心臓病・糖尿病などの基礎疾患がある人は注意が必要です。

一般人から発見されたMERSの抗体

MERSの致死率が高いのはなぜなの?
一般人からMERSの抗体が発見され
感染したけど殆ど症状が出なかった人が居るんです
ええ!?つまりどう言う事?
感染しても症状が出ないと
病院に来ないから検査を受けないでしょう?
なるほど、病院に来てMERSの検査を受けた人は
そもそも病状が重い人ばかりだったのね
その通り!数値としての症状ある感染者以外にほとんど症状の出ない無自覚の感染者が数えられていないので致死率が高く見えるんです

MERSはぱっと見で死亡率が高く感じてしまいますがウイルスに感染しているものの、ウイルスに対する抗体が一般人から見つかりました。

つまり、自覚症状が少なく、自分が感染している事に気付かないケースがあるという事です。

それで症状が重い人ばかりが診断を受けるので、数値での死亡率が高く見えてしまうのです。

そんなケースがあるとは知らず、筆者も驚きました!

SARSとMERSのワクチンは?

ではどうやってそれらのウイルスは収まったのか

・SARSとMERSはいつ頃収束したのでしょうか?
・ワクチンの開発は出来たのでしょうか?

ワクチン開発より先に7カ月程でSARSは収束
SARSの発見は2002年の11月16日、32の国と地域で感染拡大しましたが、2003年の7月5日に終息宣言がされています。

MERSは完全収束ではなく、特定の地域で患者が断続的に報告はされているのが現状です。
MERSもワクチンはなく、対症療法での対応です。

新型コロナウイルスがSARSやMERSよりも感染者が多い理由

では、過去に事例があったにも関わらず、何故こんなにも感染者が増えているのでしょうか?

12月に武漢の中心医院の眼科医の李文亮氏が、SARSに似た新型ウイルスの感染者をいち早く発見し、新型コロナウイルスの危険性に警鐘を鳴らしたにも関わらず、武漢市公安当局によって「治安管理処罰法」で処罰された事を覚えていますか?



新型肺炎の感染が拡大した2019年末、武漢では現地の医師による注意喚起が早くから行われていた。だが当局は“デマを流布したもの”に対する処罰を発表
【新型肺炎を武漢で真っ先に告発した医師の悲運 12月に警告も、当局から処罰され本人も感染 | 財新 – 東洋経済オンライン】

ウイルスは12月に発見されていたにも関わらず、感染症拡散の危険性を隠蔽されてしまったのです。

12月初旬に発生した「原因不明の肺炎」が、新型ウイルスによる物だという重大発表は隠蔽されてしまいます。

そのまま迎えた「春節」(1月24日~1月30日)の頃まで、SNSなどでの個人規模での注意喚起はあれど世界的にも大きな報道は殆ど見られませんでした。

新ウイルス発見から一ヶ月近く、空港や港の水際対策はされず時間と流通は動き続け、感染対策の意識が世間一般に浸透するまで随分と時間がかかりました

皆さんも、周りの人が本格的にマスクや手洗いを徹底し始めるまでに時間差を感じたのではないでしょうか?

そして2003年と比べて、中国は大きな影響力を持つ経済大国になりました。

人や物の流通、そして世界各地の交通網が17年前よりも発達し便利になりました。

新型コロナウイルスの感染者がSARSやMERSよりも大きな数字になってしまった理由が、単純な感染力だけでないのはこの為です。

「SARSやMERS」と比べて、という比較はよく耳にしますが 大前提である警戒するまでの時間差や、中国の成長と交通網の発達を無視した物の見方をせず感染者の数が前例よりも多くなる理由を理解してパニックを起こさない様にしましょう。

季節病みたいに収束する?


新型コロナウイルスはインフルエンザの様に、季節に影響されるのでしょうか?

インフルエンザは冬の乾燥した時期に流行し、暖かくなると収束する事がほとんどですが、コロナウイルスはどうなのでしょうか?

あくまで予想の範囲ですが、MERSは比較的気温の高いサウジアラビアで発見された事や、SARSの収束の時期が季節との関連付けが難しい為、残念ながら「春になれば収束する」とは限らないかと思われます。

しかしながら、サウジアラビアの挨拶は握手→ハグ→頬を触れ合わせる という接触濃度の高いものなので、感染を警戒し、マスクを徹底し、潤沢な水と石鹸で手を洗う、日本の現代の感染防止への意識によって、早く収束する可能性もあるかもしれませんね。

中国人観光客がもたらす経済効果や、日本国内の「外出自粛」による経済的損失、全国一斉休校による働き手の減少など新型コロナウイルスの影響で窮する事は多いので、1日でも早く事態が収束する事を願うばかりです。

2020年東京オリンピックも、今後どうなるのか心配ですね。

新型コロナウイルスの対策

私たち個人は、新型コロナウイルスをどの様に対策したらいいのでしょうか?

これから具体的な対策についてお話ししていきたいと思います。

感染経路

まず、コロナウイルスの感染経路は「飛沫」と「接触」です。
飛沫感染と接触感染

咳をした時の飛沫は、約1メートル前後飛んでいるので、咳をするときはマスクをする、口元を袖口で抑えるなどして飛沫を飛ばさない事を心掛けましょう。

手で口を抑えると、その後に触れるドア、蛇口、吊革、スイッチなどを経由して接触感染を引き起こす為、極力マスクが出来ると良いですね。

次に「接触」ですが、手は外のものに触れる機会が最も高い部位なので、どうしてもウイルスや雑菌との接触が増えます。

抗菌素材に甘んじるのではなく、こまめに自分の手を石鹸で洗う事体内にウイルスを取り込む機会を減らす事が一番の対策になります。

効果的な予防策

先程も述べましたが手洗いうがいをこまめにするといった基本的な風邪予防が、一番効果的な対策方法となります。

手洗いの目安は30秒。しっかり石鹸を使って
ハッピバースデーの歌を2回歌うくらいの長さで洗うといいよ!

そして、品切れの相次ぐ使い捨てマスクの働きについても知っておきましょう。

新型コロナウイルスは空気感染ではなく「飛沫」と「接触」によって体内へ入るものなので、マスクはあくまで咳やくしゃみをした人の唾や鼻水などの飛沫拡散を防ぐ為だと考えてください。

世界保健機関(WHO)は「発熱や咳、呼吸困難などの症状がない健康な人はマスクを着ける必要がない」「マスクが病気でない人を新型コロナウイルスから守るという証拠はない」と説明しています。

新型肺炎の封じ込めに成功したベトナムの意外な秘密 英国ではマスク広告を禁止(木村正人) – Y!ニュース

もちろん、マスクをする事で鼻や喉の粘膜を乾燥から守り、炎症を防ぐ事で空気の乾燥した冬場の感染症予防の効果は得られます。

使い捨てマスクにこだわらず、鼻や口を覆う事は冬場の乾燥予防には適しており、今年はここ10年間で一番インフルエンザの感染者が少ないそうですよ!

使い捨てマスクでも、布マスクでも効果は一緒なんだね!
手作りマスクやハンカチで作る簡易マスクの紹介もあるよ!

最後に、出来るだけ人混みを避ける事です。

都内で満員電車に乗って毎日通学通勤しなければならない人には難しい事かと思いますが、人と接触する機会が増えると保菌者と接触する可能性にも繋がります。

人混みを通った後は手洗いうがいを意識的にしてください。

いかがでしょう?
基本的な風邪の予防で、感染のリスクを下げる事が出来るのですね!

新型コロナウイルスへの対策に、少しでもお役に立てましたら幸いです。

感染した時はどうしたらいい?

さて、これが皆さん一番心配な内容かと思われます。

現在、新型コロナウイルス専用の薬はないので、インフルエンザの様に専用の薬を病院で貰う事は出来ません。

なので熱が出たら解熱剤、咳が出たら咳止めといった自宅での対処療法しか出来ません

ですが、回復の兆しが見えず重症化している場合は電話で「帰国者・接触者相談センター」にその旨を伝え受診先の受け入れ態勢を整えて貰ってから向かう事が推奨されています。

次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。※高齢者や基礎疾患等のある方、妊婦の方は、上の状態が2日程度続く場合【新型コロナウイルス感染症について | 厚生労働省】から引用

各都道府県ごとに専用の相談窓口が設けられているので、ホームページで確認して受付時間や電話番号を調べておくと安心ですね。

いま海外旅行に行くリスク

それでは、新型コロナウイルスについての基本的な情報を踏まえて、世界の国々がどの様に新型コロナウイルスと向き合っているのか見てみましょう。

リスクと言っても、どんなリスクがあるのでしょう?

基本的なリスクは以下の3つになっています。

感染者の多い地域や入国制限のある国はどこなのか?

もし運よく感染者の少ない国へ旅行できたとしても、いま日本人への風当たりは強く差別的な暴言を吐かれたり、最悪の場合は暴行にまで発展してしまう危険性があります。

では、そうならないために、もしくは自分の身を守るためにはどうしたらいいのか?

そちらを説明していきたいと思います。

感染者が多い地域


新型コロナ感染 世界マップ【日本経済新聞】より引用

中国の武漢で感染者が見つかった「新型コロナウイルス」は、現在世界各地で感染者が増えており、その非常に高い感染力に世界中が注目しています。
世界保健機関(WHO)の発表では3/3日の昼現在、日本を含めた76の国・地域で感染が確認されており
約9万人の感染者が居ます。

感染者が多いのは中国の8万人で、次いで韓国の5000人、イタリアの3000人以上の感染者が出ており、イラン2900人と感染者が多いです。

日本では確認されている数値では1000人程とされていますが、検査出来ず自宅療養を余儀なくされている方も居るのでこの数値が正しいとは限りません

入国制限

新型コロナ海外入国制限20_03_04
【赤色は入国禁止・黄色は入国、入国後の行動制限措置を実地している国です
3月3日現在、日本からの入国を禁止している国や地域が多数存在します

インド、モンゴル、ネパール、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、バヌアツ、仏領ポリネシア、マーシャル、
ミクロネシア、トリニダード・トバ、キルギス、トルメニスタン、ジブラルタル、イスラエル、イラク、クウェート、サウジアラビア、バーレーン、コモロ
は日本、他 直近14日間に感染者の出た地域に滞在した人の入国を禁止しました。

インド・ケララ州、タイ、台湾、中国、ネパール、ブータン、ベトナム、香港、ミャンマー、ラオス、カナダ、コロンビア、
セントビンセント、セントルシア、チリ、パラグアイ、ベネズエラ、アゼルバイジャン、カザフスタン、キプロス、クロアチア、ジョージア、タジキスタン、マルタ、ラトビア、ロシア・サハリン州、トルコ、バーレーン、パレスチナ、ヨルダン、ケニア、チュニジア、ウガンダ、シエラレオネ、スーダン、ナイジェリア、ベナン、リベリア
が入国・入国後の行動制限措置が行われています。

新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)【外務省】より引用

こういった感染症の対応策は極めて流動的な為、これから旅行をする場合も既に旅行者としての入国している後にも対応が変更される可能性があります。

最新の情報を常に確認しておく事が最善です。

旅行先の国で行動を制限されたり出国できなくなる可能性に注意してください。

そして、悲しい事にリスクはもう1つあります。

アジア人差別の現状

2月末にこんな記事がSNSで拡散されていました。

海外との交流や海外旅行を楽しむ者として、こういったニュースはとてもつらい話ですが
現状から目を逸らす事はできません。

日本でも海外の方を差別する行動を平気でする方が中には居ますが、そういった差別がいかにつまらない事なのかワールドトラベラーの私たちはよく知っているのではないでしょうか?

海外旅行は、人生の大きなきっかけや目標と出会える事が多いですが、今の時期は感染のリスクだけでなく、旅先でトラブルに巻き込まれる可能性が高まっています

それでも海外旅行に行く場合は、旅行先の国の新型コロナウイルスに対する方針などを随時確認する事をオススメします。

まとめ

いかがでしたか?

新型コロナウイルスの事を、少しでもお伝え出来たら嬉しく思います。

そして社会不安の原因となっている新型コロナウイルスを、これ以上感染を広げない事も、私たちが安心して世界を旅する上で大切な事かもしれませんね。

今は難しいかもしれませんが、いつか新型コロナウイルスが収束し海外へ旅行をする時は、当サイトを役立ててくださったら幸いです!

お役立ち情報を沢山ご用意して、皆さんの楽しい旅の応援しています♪

海外旅行へ行くなら知っておこう!意外に知らない10個の注意点

参考サイト
NIID国立感染症研究所|コロナウイルスとは
・ふつうの風邪の症状としてのコロナウイルスについて
・一般人からMERSの抗体が見つかり数値外の無自覚感染者が多かった話
↑のリンクで詳しく載っています。

NIID国立感染症研究所|SARS(重症急性呼吸器症候群)とは

NIID国立感染症研究所|中東呼吸器症候群(MERS)とは

新型ウイルス 公表前に警鐘鳴らした武漢の医師死亡 肺炎で | NHKニュース
・新型コロナウイルスの危険性を12月に発表するも封殺された話
↑のリンクで詳しく載っています。

厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解

新型コロナウイルスとマスク<まとめ>
・マスクの正しい使い方について詳しく紹介している個人サイト
↑のリンクで詳しく載っています。

今さら聞けない「ウイルスと細菌と真菌の違い」